フラメンコギター入門・初心者のために

練習の第一段階

フラメンコギターを始める人は何から練習すればよいのだろうか。生まれて初めてギターを手にした人も、クラシックギターやアコースティックギターの経験豊富な人もやることは同じです。フラメンコギターを始める以上、フラメンコギターと教則本を最低一冊は持っているものとして説明します。

入門者・初心者が、最初にやるべきことは、フラメンコギターにとって重要なテクニックを覚えることです。それは「親指による音階」、「ラスゲアード」、「コンパス」の三つです。最初に間違った癖をつけると、そこで終わりです。ギターは基本で間違っていてもある程度は弾けます。しかし、ある程度で終わりです。基本をしっかり身につけることが大切です。

①親指による音階

親指の奏法で音階を弾きます。ギター初心者は、まずポジションを覚えなければならないので、各弦3フレットまでの音階を親指だけで弾きます。右親指の弾き方はフラメンコ独特です。左指の正しい押さえ方は、フラメンコギターの左手をよく読んでください。親指の弾き方は「アルペジオ」「トレモロ」の基礎でもあります。音が途切れず、かすれないようにしっかり音を出してください。

②ラスゲアードの練習

左手で弦を軽く押さえて音が出ないようにして、ラスゲアード奏法・セコの練習です。右指を見ながら集中して練習してください。この段階は、まず慣れること。そして指の筋肉を鍛えることです。

③コンパスの練習

コンパス(リズム)の練習。ギターを使わずにやる練習です。三拍子、二拍子、裏打ちをしっかり練習してください。ギターを持たずにやる練習ですから、いつでも何処でも出来ます。リズムは理屈ではありません。体で覚えるものです。三拍子、二拍子、裏打ちの三つをしっかり練習してからソレア(1,2,3,1,2,3,1,2,1,2,1,2)をはじめフラメンコのコンパスに進みます。CD・MP3でフラメンコギターの演奏を体でリズムを取りながら、しっかり聞き込んでください。やり始めの頃は、サッパリわからなかったリズムが繰り返すうちに聞こえてきます。

以上の①②③をしっかり練習してください。①と②は交互にやればよいでしょう。