フラメンコギター奏法の基礎

フラメンコギターの右手の奏法(弾き方・テクニック)、ラスゲアード、ピカード、セコ、トレモロ、プルガール(親指)、アポヤンドなどの奏法を仔細に検討しています。

フラメンコギターは多くの奏法を次々に駆使して演奏されます。これらの奏法は”特殊奏法 ”ではなく頻繁に使われます。多くの弾き方がありますが、どれかが特に重要と言う事はなく、全ての弾き方をマスターしなければならないのです。ゴルペやスラーも特殊ではなく、よく使われる奏法です。

これらの奏法は動画を見ただけでは、わからないか、誤解してしまう可能性が高い。といっても言葉で説明することは難しいので、よく読んで実際に、爪を弦に当てながら奏法(弾き方・テクニック)の解説を読んでください。

フラメンコギターの動画や写真をよく見て下さい、そして自分の手を鏡に写して確認して下さい。もし違いがあれば直ちに修正です。大切な事は正しいフォームをつかんでいるかと言う事です。そして弾き方のコツは練習でつかむものだと言うことを忘れないで下さい。最も大事なことは「フラメンコギターの音」を出しているかと言う事なのです。その為の弾き方なのです。

このサイトは主にパコ・デ・ルシアの手を分析研究しているので「パコ・デ・ルシア奏法」でも良い、完成度の高いフラメンコギター奏法という意味での「パコ・デ・ルシア奏法」なら、その通りだということになる。

素直に学ぶ姿勢が必要です

フラメンコギターに関心を持つ人は、他のジャンルのギター(特にクラシックギター)を経験した人が多い。従って、初めに覚えたことをベースにして、フラメンコ奏法を理解しようとする。これは大変な間違いである。ギターのキャリアが長くてギターについて自信を持っている人に、この傾向が強い。経験が邪魔になることもある。生来、視野の狭い人も少なくない。フラメンコに関心を持ったなら、ありのままのフラメンコを”聞いて”、”見て”、”感じて”素直に学ぶ姿勢が必要です。

フラメンコを語る時、自分の経験を中心にするのではなく、あくまでも「フラメンコ」を中心とし、「フラメンコ」に忠実でなければならない。自己中心主義では何も見えてこないからである。

弾き方(フラメンコ奏法)の研究

フラメンコギターの弾き方を動画を見ながら、分析して行こう。まず、『youtube』又は『Dailymotion』のサイトで、”Paco de Lucia”を検索して下さい。なぜパコか、と言えば”動画の数が多い”こと、”技術的な完成度が高い”ことによる。他のギタリストでも構わないが、ビセンテ・アミーゴはやめたほうが良い。長い親指が反り返っている(他の指もそうだが)ので錯覚する可能性があること、アルペジオをアポヤンドで弾いているので指の動きが少し違って見えるからである。すぐれたテクニックを持つギタリストだから参考にしたいが残念なことだ。

動画を見れば、どのギタリストもブリッジの近くで弾いていることに気がつくと思う。ブリッジの近くは弦が固くて弾きにくいが、フラメンコの音を出す弾き方だから、頑張ってください。サウンドホールの上で弾いてフニャフニャした音を出してもフラメンコにならないのだから。


不明な点・間違いがあればメールで連絡してください。 メール