トマティートの動画

トマティートはパコ・デ・ルシアの強い影響を受けたギタリストだ。1958年生まれだから、パコより11歳年下である。トマティートがギターを学んだ時期はすでにパコが活躍し、フラメンコギターのトップギタリストになっていたから当然のことかも知れない。但し、フラメンコの世界はオリジナリティを求める世界であるから、疑問が残る。1987年から2012年の間に9枚のソロアルバムをリリースしている。アンダルシア州アルメリア県出身のヒターノ(ジプシー)で音楽一家の生まれ、叔父もギタリストだと言うが、フラメンコのアーチストによくあることだ。尚、トマティートは愛称で本名はホセ・フェルナンデス・トーレスです。

演奏しているのはブレリアである。フラメンコには多くの形式があるが、概ねテンポが遅い。ブレリアはフラメンコの中では最もテンポが速い形式でパコ・デ・ルシア以降のフラメンコではルンバと並んで人気がある。フラメンコギターのCDアルバムには必ず入っている。フラメンコでは手拍子を「パルマ」と呼んでいる。ブレリアのパルマは難しいが、しっかり聞いて”乗って”下さい。
ブレリアのコンパス(リズム)は12拍で「1、2、③、1、2、③、1、②、1、②、1、②」が基本的なパターン。